猫の去勢・避妊手術

      2016/10/12

 

猫の去勢や避妊の手術は発情前がベスト

発情のしくみ

 koneko_image-11いわゆる発情期とは、性の成熟期を迎えたメスに定期的に訪れる繁殖シーズンです。この時期に交尾すると、メスはほぼ100%妊娠します。
オスには決まった発情期はなく、通常発情したメスが放つ独特のにおいに挑発されて発情します。
一般的に、短毛種のメスのはじめての発情は生後6~9カ月、長毛種のメスは9~12カ月ごろです。

 

〈発情の特徴〉

  • オス 
    真後ろに向かって勢いよくオシッコをするスプレー行動が、代表的な発情のサイン。また、落ち着きがなく、外に出たがって大きな声で鳴きます。
  • メス 
    人間の赤ちゃんのような大きな声でよく鳴きます。床で体をくねくねさせたり、腰を上げたりするポーズも独特。食欲がなくなり排尿も増加。

 

去勢と避妊手術

【手術を行う時期】
去勢・避妊は早すぎると成長に影響し、遅すぎると十分な効果が得られないことも。生後半年ごろ獣医と相談し、タイミングを見計らって手術を受けます。

【オス猫の場合】
睾丸を取る手術が一般的。全身麻酔で数十分。入院の必要はありません。

【メス猫の場合】
卵巣だけ、あるいは卵巣と子宮を取ります。開腹手術で3~7日の入院を要します。

【予算の目安】
オスは1万5000~2万円、メスは2万5000~3万円+入院費。病院により差がありますので、事前に相談するのがよいでしょう。

 

去勢・避妊をするメリット・デメリット

koneko_sample-5去勢や避妊をさせるメリットとしては、手術後はオスもメスも発情のときの独特の行動がなくなり、比較的おとなしくなるので飼いやすいといわれます。

発情時期の鳴き声やマーキングによる近所とのトラブル、また外に出て行ったときに子どもをつくる心配はなくなります。
交尾による感染症や生殖器の病気も心配がなくなります。

あってはいけないことですが、「飼えない」と捨てられてしまう不幸な野良猫が減るのが一番のメリットです。

去勢・避妊手術は、人間とネコとの共存のためにはぜひ必要です。

一方デメリットは、外にいるネコと張り合う強さもなくなるため室内飼いを徹底させるようにしましょう。
またオスメスともに、肥満しやすくなります。食事と運動のバランスをとります。

 

〈去勢したネコの性格や様子〉

  • 性格がおとなしくなったり大声で鳴いたりけんかなどがなくなる。
  • 放浪癖のあったネコも家で過ごせるようになる。
  • スプレー行動などマーキングをしなくなりフレンドリーに。
  • 食欲が安定してくるので肥満が心配。

 

  猫のしつけ